FC2ブログ
シャッター通りと自動車産業:さぁ、もう一度シャッターを開けよう!
シャッター通りが‘出現’して随分時間が経ったが、‘手の打ちようがない’と見えて、誰も・何処も改善に向けて行動しないらしい。自然の成り行きとして手を拱いていて良いのだろうか?

シャッター通り
http://homepage1.nifty.com/kobayasi/diary/201105.htm

手を打つには、‘その原因’をきちんと明らかにすると同時に‘被害者救済計画案’を作成する必要がある。

<1> 先ずその原因であるが、それを知るには二つのアプローチが必要である。
① 誰がお客を奪ったか?‘量販店が客を奪った’と言うのが一番の理由だろう。
② そしてその場所、シャッター通りの場所は、‘駅前繁華街’が圧倒的に多いという。

何故、①と②の現象が起こったか?この原因の究明こそシャッター通り復活対策への道である。

① 量販店は、読んで字の如く‘大量に販売する店’のことである。量販店が、大量に、計画的に、長期間仕入れをすることを約束してくれるなら、生産者及び卸業者は量販店に格安で商材を運びこむ。これが資本主義経済の原理・原則である。消費者は‘いい物が安く手に入る’と判れば、少々の時間とエネルギーをを掛けても買い出しに行く。量販店には必ず‘大駐車場’がくっついている。誰もがご経験のように、今やこの方式が定着したかのように見える。

モールショッピングセンター
ショッピングモール http://building-pc.cocolog-nifty.com/helicopter/2009/05/2009528-3083.html

② 何故、‘駅前繁華街’なのか? 昔の商店街は駅を中心に繁華街となり市場となった。それは一家の内誰かが必ず駅を利用して一日の勤めに出向いたからである。それには駅近くに住むことが求められる。家庭を守るためのお買い物を担当する主婦も当然駅中心の繁華街・商店街・市場の近辺に住んでいるから、その商店街や市場で買い物をする。

ところが、ところがである。車社会が実現した。‘車社会の是非’については別途考えるとして、現実には日本の経済を引っ張っている柱の一つが自動車産業であることには間違いなく今更車社会は嫌だと言っても現実には後に戻れない。

誰もがお気づきのように、‘簡単に言えば’この‘車社会’が実現したために‘シャッター通りが出来た’と言っても過言ではない。

従って、シャッター通りを復活させるために「‘量販店’建設反対!」を叫ぶのは間違っている。原因は‘車社会だから’なのだ。

ではでは、シャッター通りを復活するには、その原因である‘車社会’をなくせば良いか?原理的には間違っていないが、上述の通り残念ながら車がここまで庶民に浸透し、経済を引っ張っているのが自動車産業だとしたら、そうは簡単に‘車をなくせ!’とデモる訳にも行くまい。何故か?‘己の足を己が食う’からである。

これは丁度、今の‘原発問題’や‘沖縄問題’と同じである。原発居住区(?)に生活する人達へのアンケート調査や聞き込みでは、意外や意外、‘原発反対’の%が低かったりする。沖縄問題も同じで、いわゆる‘総論反対’‘各論賛成’なのである。社会的一般論としては、勿論、‘そんな危ないものいや!’であるが、己の生活となると‘少々危なくっても生活が掛かっている’から渋々ではあるが‘各論賛成’となる。みんな自分の生活が一番大事なのだ!

社会のために‘反対だ!’を貫くご仁は大変かっこよく褒められるが、家庭内では‘問題児’なのだ!

さて、シャッター通り出現の原因も大体判ったし、原因を直ぐには排除出来ないという‘矛盾’も判った。
では、シャッター通り復活の具体策は何であろうか?

それには、今はシャッター通りとなってしまったがそれらのお店・小売店と量販店それぞれの長所・欠点を検討して‘量販店の弱点’を探してみることだ!

随分昔の話だが、量販店と小売商との違いについて、或る著名な‘評論家’さんが、次のように述べられたことを覚えている。

「量販店は、‘POS(Point Of Sales)システム’を採用しているから‘売れる商品’しか並べない。一方、小売商店では、売れ残った商品が売れるまで新商品を仕入れないから‘売れない商品’を並べている。従って、勝負ははっきりしている!」

正に‘言い得て妙’である。

スーパー内部
スーパー内部 http://www.0909.jp/home/tenpo/aruk.htm

この名言・助言は、シャッター通り復活運動者は‘かみしめて’おかねばならない。

買い物をする際の‘キーポイント・キーワード・パラメータ’を考えてみた。

  a) 価格  b) 新鮮さ  c) 愛想・情報(買い物の楽しみ感)  d) 駐車場  e) ついでの要件(ワンストップ)f)距離

パラメータとしては、これくらいのものであろうか? 地域毎にその点数には‘格差’があるから一概には点数はつけられないが、まあ対策を練るには強引にでもそれぞれに点数をつけてみるのも必要である。

下表がそれである。
量販店と小売店0001
数字は、100点満点で考えた場合のそれぞれの点数である。

これで言いたい量販店の長所と欠点は以下の通りである。
・量販店の長所:価格が安く新鮮である。そして、駐車場が広い事。
・量販店の欠点:愛想など全くないし、噂話の情報もないから買い物の楽しみがない。そして、遠いこと。

一方、小売店については、

・小売店の長所:売り手が顔なじみであるため、愛想が良くうわさ情報もありで人間味があって買い物が楽しい。
また、ついでの要件(例えば、郵便局や美容室などでの用事)を済ませることが出来る。価格も物によっては値切ることも出来たりたたき売りサービスも期待出来る。
・小売店の欠点:駐車場がない。

この整理の仕方に問題はあるにしても、どうやらシャッター通りの最大の欠点は、‘駐車場がない’と言うことにつきそうである。量販店での買い物に慣れてきてマヒ状態になって、これがお買い物だ、と思っておられる主婦の方達も昭和時代のTV映画番組を見て改めて下町での人間味のある買い物風景に触れたりすると何だか小売店でのお買い物の復活を!の気持ちになられるのかも知れない。

繁華街だったところに‘大駐車場の建設’これこそシャッター通り復活のシナリオだ!

駐車場
http://www.ms-plus.com/46910

さて、問題はどうやって大駐車場を建設するか?土地問題も含めた敷地(ビルも)の確保と資金の調達問題の解決に向かって今からアイディアを出し合わねばならない。行政はいわばそのためにある。全国市町村長会議に期待するところ大である。

人情味あふれた楽しい買い物が出来る買い物繁華街の復活に向けて頑張ろう!!

下町商店街
下町商店街 http://blog.goo.ne.jp/triarrowstar/m/200909/1



























 
スポンサーサイト



[2012/02/21 02:32] | ビジネスと経済 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
<<錦織圭選手頑張れ!・応援ブログ: ‘勝つと思うな!’(その4) | ホーム | 錦織圭選手頑張れ!・応援ブログ: ‘勝つと思うな!’(その3)>>
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2013/08/25 18:24] | # [ 編集 ]
ブログのお写真について
初めまして。番組制作会社、ロントラ株式会社の風見と申します。この度、テレビせとうち(テレビ東京系)で2013年9月14日に特別番組として「元気です!ニッポンの商店街」の放送を予定しております。当番組は「日本の元気な商店街を見ていたら経済再生のヒントが見えてきた」というコンセプトになっておりまして、その際に人気の商店街との比較のためシャッター通りとなってしまった商店街のお写真を使用したいと思っています。そこで、あなた様のブログを拝見していたところ、上から1枚目に大変よいお写真がありましたので是非使用させて頂きたく、ご連絡致しました。突然の連絡で大変恐縮ではございますが、よろしくお願い申し上げます。

ロントラ株式会社 風見直希
kazami@lontra.co.jp 080-9657-9774
[2013/08/28 14:03] URL | 風見直希 #- [ 編集 ]
Re: 画像使用のお願い
小城尚也 様

拝復 コメント拝受しました。有難うございます。TV関係の方からコメントを頂戴するなんて‘光栄’です!
実は、弊ブログの写真の下に‘出典’のURLを掲載しておりまして、私自身のオリジナル写真ではございません。

そんな訳で、申し訳ございませんが、ご希望の写真の下にあるURLをクリックして戴ければ、‘オリジナル’作者へ辿りつけるようにしてございますので、よろしくお願い致します。

コメントをチェックするのが遅れてしまい返事が遅くなったことをお詫び申し上げます。

そして、良い番組が出来ます様お祈りしております!

実は、私はもう20年以上も前に四国・テレビ愛媛様のところで‘キッシー有田の金曜トーク’という生番組の‘キャスター’めいたことをやらせて戴いたことがございます。何だか懐かしくコメントを拝見させて戴きました!有難うございました。

今後ともよろしくお願い致します。

8/30  有田紀史雄




> はじめまして。
>
> テレビせとうちで「元気です!ニッポンの商店街」という番組の小城と申します。
> 本番組はタレントが楽しく人気の商店街を巡るという形式をとりながら、その商店街が
> 成功している秘密を探り、明日のビジネスのヒントをつかもうという経済情報番組です。
>
> この人気商店街のひとつとして高松市・丸亀商店街を特集したく考えており、その際にシャッター通りなってしまった良い写真を探しておりました。
>
> もし可能であればこのブログのお写真を使用させて頂けないでしょうか。
>
> 大変恐縮ですが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
>
>
>
> ****************************************
> ロントラ株式会社
> 〒150-0022
> 渋谷区恵比寿南3-6-7 第2十一ビル4F
> TEL03-6412-7911
> FAX03-6412-7912
> www.lontra.co.jp
>
> 小城尚也
> 090-1178-8702
> ****************************************
[2013/08/30 01:54] URL | mobaradesu #- [ 編集 ]
Re: ブログのお写真について
ロントラ株式会社
風見直希 様

拝復 メール拝受しました。有難うございます。御社の小城様から同じコメントを頂戴いたしました!チェックが遅れてしまい返事が遅くなったことをお詫び申し上げます。番組作成に支障をきたすようなことにならなければと心配しております。小城様にもお返事申し上げましたが、写真は‘引用’させて頂いたもので、私自身のオリジナルではございません!そのため、拝借した写真の下に‘出典’のURLを掲載させて戴いております。そこをクリックして戴ければ、オリジナル作者様へ辿りつくことが出来ますので、その方法でお願致します。

どうか番組が成功致します様お祈り申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。
有難うございました。

8/30   有田紀史雄

> 初めまして。番組制作会社、ロントラ株式会社の風見と申します。この度、テレビせとうち(テレビ東京系)で2013年9月14日に特別番組として「元気です!ニッポンの商店街」の放送を予定しております。当番組は「日本の元気な商店街を見ていたら経済再生のヒントが見えてきた」というコンセプトになっておりまして、その際に人気の商店街との比較のためシャッター通りとなってしまった商店街のお写真を使用したいと思っています。そこで、あなた様のブログを拝見していたところ、上から1枚目に大変よいお写真がありましたので是非使用させて頂きたく、ご連絡致しました。突然の連絡で大変恐縮ではございますが、よろしくお願い申し上げます。
>
> ロントラ株式会社 風見直希
> kazami@lontra.co.jp 080-9657-9774
[2013/08/30 02:23] URL | mobaradesu #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://kissyarita.blog.fc2.com/tb.php/60-7253d226
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
designated by FC2