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宇宙探査計画(その1):永久影
アポロ11号が、歴史上初めて1969年7月20日(日本時間21日)に人類を月面に到達させて42年以上が過ぎた。私は既に就職をしていて勤勉に会社勤めをしていたが、この日ばかりは有給休暇の申請を出していた。休暇の理由ははっきりとは覚えていないが、多分‘腹痛’か‘頭痛’か‘風邪’だったのだろう。昭和で言えば44年であるからカラーテレビは普及し出してはいたが我が家はまだ白黒だった。

日本時間7月21日11時56分、月面に降りる時、アームストロング船長は「ひとりの人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ。(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)」と述べ、歴史的な一歩を踏み出した。まだまだ技術的には今のような‘ハイビジョン’では当然ないから、我が家で見る映像はコントラストのないぼんやりとした映像だったが、私は胸を躍らせながら画面を食い入るように見ていた。

この年は実は絶対に忘れられない年である。我が家族にとっての最初の子・長女が一カ月後に生まれた年なのである。

少なくとも‘科学者の端くれ’である私は、この歴史上初の‘天体宇宙科学ショー’をリアルタイムで見たかったのである。

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http://kobajun.chips.jp/?p=966

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http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/apollo_program.html

誰かの文句ではないが、‘あれから40年!’

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http://store.shopping.yahoo.co.jp/felista/00001007484.html

あれから40年、宇宙探査・宇宙旅行の夢は、確実に進歩し続けているという。

① 月に基地を作る構想

② 火星探査準備

③ 木星の衛星・エウロパの解析

これらはもう‘夢物語’の段階を通り越して、鮮やかな‘CG’で解説をされると信じやすい私には、明日にでも実現出来るところまで来ているという感じさえする。

①の、月に‘今後の宇宙探査のための基地’を作って人間が常駐する計画をNHKのアーカイブス(2月14日・「人類再び月へ進む月面基地計画」)を拝見したが、かなりの実現性が高い計画のように聞こえる。

人間が常駐・常住するとなると、最低先ずは‘水’と‘住居’が必要となる。

水の確保は、月の表面を覆っている‘砂や岩石’が地球のそれと同じく酸化物であることから、‘水素’を‘持って行けば’化学反応を起こさせて水を作り出す方法もあると言う。それより水があるのならを直接探す方が楽に決まっている。そこで目に付けたのが、月の南極・北極付近の‘永久影’だという。

この‘永久影’に水が存在する確率が高いというのだ。‘Wikipedia’ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%B0%B4 によれば、「月の水」という項目に次のように記述されている。

月の水(Lunar water)は、月に存在する水である。月の水は月の表面に留まっていることはできず、水蒸気は日光によってすぐに分解され、宇宙空間に拡散してしまう。しかし1960年代から、月の極地方の永久影になったクレーターに氷が存在すると推測されている。
水及び水と化学的に関連する水酸基は、自由水として存在するよりも、月の鉱物と結合しても存在することができ、月の表面の大部分でその割合は非常に低いことを強く示唆する証拠が得られている[1]。実際に、吸着水は10ppmから1000ppmの痕跡量の濃度でしか存在しないと計算されている[2]。
結合水素の存在を示唆する様々な観測の結果から、月の極地方に氷が存在するという不確定な証拠が積み上がっている。2009年9月、インドのチャンドラヤーン1号は月の水を検出し、また反射された日光から水酸基の吸収線を発見した。2009年11月にアメリカ航空宇宙局のエルクロスは、インパクタを月の南極のクレーターに衝突させ[3]、舞い上がった物質の中にかなりの量の水酸基を検出した[4]。これは、「ほぼ純粋な氷の結晶のように見える」含水物質のせいであると考えられている[5]。2010年3月、NASAはチャンドラヤーン1号に搭載したミニSARレーダーで、月の北極に少なくとも数mの厚さを持つシート状の少なくとも6億トンの比較的純粋な氷の沈殿を発見した[6]。
月の水は地質学的な時間をかけて、水を含んだ彗星や小惑星、隕石が衝突してもたらされたか[7]、太陽風の中の陽子が酸素を含む鉱物に衝突してその場で作られたものであると考えられている[8]。
月の水を探す試みは、長期間の月の植民を可能にするため、多くの関心を集め、近年の月探査のモチベーションとなっている。



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http://hiroto1201.blog47.fc2.com/blog-date-200910.html

月の北極に少なくとも数mの厚さを持つシート状の少なくとも6億トンもの氷というから、水の再生技術もあることだろうから、もう月では‘断水’の心配はないと思っていいのだろうか?


日本の探査衛星‘かぐや’は、残念がら‘月面に氷の存在が確認出来なかった’旨の発表を‘宇宙航空研究開発機構(JAXA)’が行っていた(平成20年10月24日)。

月周回衛星「かぐや(SELENE)」搭載の地形カメラの成果が10月23日(米国時間)発行の米科学誌「サイエンス」(オンライン版)に掲載されました。地形カメラの観測機器チーム(※1)は、これまでの探査において水氷の存在が示唆されていた南極シャックルトンクレータ内の永久影(※2)領域の撮像、詳細な3次元立体視画像の作成を世界で初めて行うとともに、当該部分の地表付近には氷が存在する証拠がみられなったことを論文で明らかにしました。


http://www.jaxa.jp/press/2008/10/20081024_kaguya_j.html
(つづく)




















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[2012/02/18 02:56] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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