佛画家の卵・京惠さんの習作(その2)
佛画家の卵・京惠さんの習作

今年‘古希(満70歳)’を迎えられた雅号‘京惠’さんの最新作(習作その2)を見せて貰った!

まだ、完成した訳ではないそうだが、中々の出来のように我々ど素人には見える!
9月中に完成すれば、東京の何処かで来春開催される‘展覧会’(?)に出品の予定だそうである。

「習作(その2)というのに展覧会?」と耳を疑ったが、なんと習作(その1)は、もうとっくの昔に表装も終わって今年の晩秋には、東京都美術館に展示されるという話である!

‘怖いもの知らず’の謗りを免れかねないが、京惠さんに言わせると「もう時間が無い!そんな‘プロの道’を行こうとするでもないし、人の噂なんて気にしない!」との仰せである!

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そんな! 二作目とは思えないほどの‘だうだうたる’(‘堂々たる’を昔はこう書いた?)出来栄えである!
それにまだこれは‘表装前’だから、言っちゃあ悪いが‘皺だらけ’である!

佛画の見方は知らないが、先ずは‘顔が命’だろうから、その部分を拡大して見ると・・・

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まるで‘プロの作品をコピーした’ような気がしてならない!それ程の出来栄えであると思う。
そして、気になるのは‘足元’である。

この部分も拡大して見ると・・・

画像ー175 124-2

この後は、背景に‘描き増し’をされて、‘賛’を入れられるそうだ。
‘賛’の素材は決まっていて、‘般若心経’だそうで、今正に‘特訓中’の由!自画自賛主義は、押し通される予定という!

完成すれば、どんな凄い作品になるか今から楽しみである!

さて、話は少し変わるが、

松尾芭蕉の仏教の師匠は、‘佛頂上人’であることは有名である。
京都にある‘円山応挙の幽霊掛け軸’で有名な‘玉蔵寺’建立の上人という。

或る時、その‘佛頂上人’が、芭蕉に尋ねられた!

「人生や、如何?」

芭蕉の答えは、

「蛙飛び込む水の音!」


その後に、芭蕉は、‘古池や’を足して、あの有名な句

「古池や 蛙飛び込む 水の音」

が完成したという!

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http://mohitsu.com/sakuhin/1207.html

つまり、「人生とは何か?」と師匠に聞かれた時、「蛙が水に飛び込んだ時の水の音、‘ポッチャン!’くらい短いのが‘人生’です!」と即座に答えたという。そして、‘古池’とは、人生と比べれば、永遠に続くもの、つまりこの大宇宙に例えたのかも知れない!

ただし、この「古池や・・・」についての‘一般論’は次のようである。

http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/huruike.htm
貞亨3年作。43歳。芭蕉作品中最も人口に膾炙した俳句中の俳句 。

 芭蕉は、貞享3年春、江戸蕉門の門弟多数 を芭蕉庵に集めて、蛙を主題とする会を催した。蛙といえば、和歌の世界では春の川辺に鳴く「もの」であったのだが、この発句においてはじめて「音」をとらえたところが革新だったのである。

 貞享3年閏3月40句を2句ずつ合せて20番として、それぞれには判詞をつけて『蛙合』(仙化編)として刊行した。そこに名を連ねる主なものは、仙化をはじめとして素堂・其角・嵐雪・杉風・去来・嵐蘭・素堂・文鱗・弧屋・濁子・破笠など実にそうそうたるメンバーであった。

古池や蛙飛びこむ水の音

 芭蕉は、中七・下五の「蛙飛ンだり水の音」 までできたが、上五に悩んでいた。そのことを其角に話したところ、其角は「山吹や」にしては、と提案したという。これは、「山吹の花のしづえに折知りて啼く蛙」という定型表現からの提案であり、其角一流の派手好みの一句とはなるが、芭蕉はこれをとらず、即座に「古池や」としたという言い伝えがある。「蛙飛ンだり」という表現には、弾んだ躍動感や高揚感がある反面、談林風の滑稽の影が残る。「飛び込む」と日常語に直したところから、わびやさびにつながる水墨画の世界が現出した。
 古来、和歌の世界では蛙はその鳴き声が詠まれることをきまりとしていた。芭蕉がこれを「飛び込む水音」としたところに俳諧としての独創があると言われている。蕉風確立の画期をなした一句。
 
 ただし、誰でも知る俳句中の俳句でありながら、人類最高の秀句であるという 評価から、いや駄作に過ぎないというのまで、その評価はさまざまである。この古池も杉風の生け簀だったとか、江戸本所六軒堀鯉屋藤右衛門の屋敷の池だとか、諸説紛紛である。詮索をすればするほど、解説を加えれば加えるほど句影の消えていく 名句である。



そんな訳で、‘人生’は、短いのである!
京惠さんの‘佛画歴’は、たったの一年である!

その意気込みを応援したいし、作品を期待したい!

(つづく)
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[2013/09/07 23:05] | 人生 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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