日本人特有のものでもなさそうだが、日本人も‘日本3大0000’として分類・整理することが好きである。
でもそうすることによって、‘0000’への関心が高まり、且つその‘3大’の中に入りたくて、懸命な努力がなされるから、そんなに悪い‘習慣’でもない。 そして、いいことについては上記の通りだが、‘悪い3大’、例えば、‘日本三大センスの無い都市名’にあげられたりすると、そこから‘脱出’する努力はしてみたいと思うのが人情ってもんだろう。 そんな意味合いからすれば、この3大0000の分類・整理の方法は、ある意味で‘文化の発展に寄与’する方法かもしれない。 いま、‘休みをとって何処に行きたいか?’という設問があったとしたら、きっと‘テーマパーク’と答える人が多いだろうと思う。 ‘テーマパーク’ではなく、‘リゾート’という分類もあるのだが、‘リゾート’の意味あい・定義の仕方がなかなか難しいらしく、ディズニーだってリゾートという言葉を使うし、ハウステンボスだって‘リゾートの発展に寄与したい’ということらしいが、‘日本3大リゾート’という分類は難しいらしくて、その分類記述はNETでは、今のところ一寸見つからない! では、日本の‘3大テーマパーク’とは? ① 東京ディズニーリゾート ② ユニバーサルスタジオジャパン ③ ハウステンボス ということになっているらしい。 テーマパークとしての‘成功の条件’は、もう随分昔このブログでも紹介した覚えがあるが、それは、 「一日で見切れない程の施設を作り、それぞれの施設の‘内容’が一年毎に変貌すること」 なのである。 テーマパークの維持発展は、‘リピーターの数’が勝負である。 一度行ってみて、その日の内に全部を見たり体験出来るとなったら‘リピーター’はそんなに多くなることはない。 「あそこへはもう行ったよ!」と言ってもう一度行ってみたいとは中々思わないものである。 一日で‘半分’も経験出来ないからこそ、‘リピーター’になるのである。 そして、なお自分が体験した事のある‘施設’の内容が、一年毎に更新変貌するとなったら、 「もう、行かざるを得ない!」 と言わせることが出来るのである。 したがって、‘テーマパーク’の‘テーマ’は、資本金の確保である!資本の大きさに比例して純利益は増え続ける。勿論限界はあるのは当然だが・・・。 そんな観点から上記3大テーマパークについて考えてみると‘なるほど!’と頷ける。 さて、今回ここで取り上げたい‘テーマパーク’は、長崎・佐世保の‘ハウステンボス’である。 ![]() http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/ ここの経営状態が思わしくなく、ひょっとしたら閉鎖?などという‘噂’が流れていた時期もあったが、旅行斡旋・企画業の‘H.I.S.’の澤田秀雄氏が、代表取締役社長に就任して赤字から脱出した!
![]() http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/messeage.html ハウステンボス代表取締役社長・澤田秀雄氏 その繁栄ぶりはどんなものなのか? 先ずは、‘ハウステンボス’の語源・由来 から・・・。 <ハウステンボスの語源と由来> ‘ハウステンボス’と聞いて意味が判るのは、多分‘ハウス’だけ! こじつければ、‘テン’は10だから、‘10人のボスの家’という非常識な解釈も出来ない訳ではない! でも‘英語’でもなさそうだし・・・。 案外、ヨーロッパでも‘駄洒落’は、大昔からあった。 例えば、‘ローマ’は‘AMOR'の‘逆読み’で‘ROMA’であるから‘愛’を逆から読んだという、一番初歩的な‘駄洒落’である。ただし、この説の信憑性ははなはだ疑わしい! さて、肝心の‘ハウステンボス’のロゴマークだが、これには‘ハウステンボス’の‘源文字’が書かれている。 ![]() http://blogs.yahoo.co.jp/raicho_kanazawa/9396546.html ‘HUIS TEN BOSCH' とあるが、一体何語なのだろうか? ハウステンボスの語源
世の中には、何事につけても詳しい人がおられるものである。これを自分の持っている知識だけを総動員してみてもこの解答に辿りつくまでに、そう、3日ぐらいは掛かるかもしれないが、インターネットであれば、1分未満である。 便利になったものである! (つづく) スポンサーサイト
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