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3・11東日本大震災:我が家の地震対策
「3月11日」がやって来た。あの忌まわしい‘東日本大震災’から丁度一年。天皇陛下は術後間もないと言うのにご無理をされてのご出席と言う。それもご自身の強いご希望だったと聞く。野田内閣総理大臣の‘紋切型’で‘無表情’の挨拶に比べ、天皇陛下の慈愛に満ちたお心遣いのあるお言葉には被災者始め全国民が心を癒される思いであったに違いない。

一年前の我が家(千葉県・茂原市)は、震度5強(弱とも?)であった。私は丁度家に居た。後で考えると‘運のいい事に’出張を一日早く切り上げて自宅に帰って来ていたのだ。予定通りだったら、出張先の四国から飛行機は飛ばないだろうし、羽田に着いたとしても、とても千葉・茂原まで帰り着ける状態ではなかった。

14:46、カミサンは近所の会合に出掛けている。私一人しかいない!我が家は自慢じゃぁないが‘これっぽっちも’地震対策などしていない。これは困った!家中が‘大揺れに’揺れた!

私が執った行動は、たった一つ。それは、下の写真に示した‘ガラス製品’が主に収納されている‘陳列戸棚’を必死で支える事だけだった。

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画像-2 634 posted by (C)mobaradesu

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このケースには、色々集めた(我が家では‘高価’な、でも‘鑑定団’にはとてもとても出せない程度の)‘貴重品’が入っている。私は本当に必死でこのケースを正面から‘両手で’押さえることしか出来なかった。

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画像-2 641 posted by (C)mobaradesu

必死で押さえながら横を向くと、天井からぶら下がっている照明器具がブランコ運動を始めて、その‘振幅’が段々大きくなって遂に天井にまで達した。

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画像-2 637 posted by (C)mobaradesu

そして、揺れ始めて30秒位経ったであろう時に、居間に置いてある花鉢支えが倒れて‘グチャ!’という音とともに花鉢が床で真二つに割れた。その瞬間、私は‘もう駄目だ!家が倒れる!’と思った。

だが、幸運にもその数十秒後、この房総半島の茂原市付近の地震の揺れは勢力を弱めて鎮静化し始めたではないか!
それから何度かの余震はあったが、最初の揺れ程ではなかった。

少し揺れが収まって、外に出てみると近所の人達も出てきていて、お互いに‘自分ちの揺れ自慢?’の最中だったが、自治会長さんの‘10mクラスの津波が来る’の言葉に皆一瞬青くなった。その時カミサンが無事我が家へ‘ご帰還’遊ばされた訳であるが、近所の会合場所での‘武勇伝’で、恐怖ではなく‘お笑い’で済ますことが出来たくらい、皆のど元過ぎれば、の状態だった。津波に襲われた地域の人達が、津波警報を聞いて一旦避難をしてから2時間以上も過ぎたからということで帰宅をした後に津波に呑み込まれたというが、その気持ち・行動も良く判る。

もしも、我々の地域に10mの津波が来ていたら、きっと我々も津波に呑み込まれていたに違いない!

果たして、‘10mの津波’は、いつ襲って来るのであろうか?我が家の位置は、海岸線から直線距離で約5kmである。
TVに刻々と流される痛ましい被害状況に唖然としながらも、5kmだから大丈夫!と言い聞かせながら直ぐ前の‘赤目川’を見に行った。

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画像-2 658 posted by (C)mobaradesu
赤目川(昔、‘赤目’が住んでいたのだろうか?)この画面の 向う5km先が太平洋 である。

赤目
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未だ水かさは増してはいなかった。

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画像-2 662 posted by (C)mobaradesu

しかし、 我が家はこの堤防から数10m しか離れていない。 画面左端の黒い屋根の家がそうである。

危ない、危ない! 津波の被害をTV画面で見ながら、これはひょっとすると! 5km海岸線から離れているとは言いながら地形次第では危険?かもしれない。 

その内‘予測通り’‘停電’になった。TVを見れないとなると何とも不安である。ラジオだけでは情報がおぼつかない。画像が如何に多くの情報を伝える手段であるかを再認識させられた。

‘ろうそく’は無事見つかったから暗いが動くには支障はない。風呂は我慢するとして、トイレが不安である。

やはり余震と津波が不安でほとんど一睡も出来なかった。明くる朝、直ぐ様堤防へ行ってみたが、2m位の水位の上昇があったようだ。あと1.5m程の余裕しかない!堤防を海水が乗り越えていたら被害は甚大だったに違いない。

家の内外の被害状況を詳細に点検したのは、川を見に堤防へ行き直ぐに引き返してからだった。家の外回りは何の被害も無かった。

‘壊れた’のは、何と花鉢一つだけ! 奇跡である。

人形ケースの人形は、「博多人形」、「姫だるまのケース」と「姫だるまと‘立ち雛’のケース」の中の人形が倒れる程度で被害はない。「黒田節」と「五月童子」ケースは人形も動いていなかった。

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画像-2 409 posted by (C)mobaradesu

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100年に一度位の大地震だと言われると、「対策を急ぐことはない!」と安心してしまうのが我々凡人である。この頃になってやっと家具や陳列ケースの‘両開きドア’が地震の揺れで開かないようにする対策に‘本格的に’乗り出した。これまではドアの取っ手(把手)の部分を‘紐’で結んでいたが、不便でしょうがない。

下の写真に示す通り‘S字型’プラスティックつりさげ具を利用しようと言う訳である。大きさは色々だが、100円ショップで3つ100円で売っている。

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画像-2 622 posted by (C)mobaradesu

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間隔が大きい場合は、写真のように二つを繋げれば良い。

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100円ショップで買ってきた‘S字型’プラスティックを‘手で'少し加工すると上手く行く。

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‘似非りんご’を居間に置いてある生きている木の枝に吊るしてある。去年の3月以来、‘このリンゴの揺れ具合’で、この場所の‘震度’は大体言い当てられるようになった。TVで茂原市の震度が発表になっても‘我々の判断の方が正しい!’とまで言うほど‘傲慢に’もなってしまっている。‘ど素人が自信を持つ’、これほど恐ろしいことはなく、厄介なことも無い。本当の‘計測器’の方を信じよう!  ただ、計測器の設置場所の震度と我が家の震度は必ずしも一致することはないが・・。

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画像-2 640 posted by (C)mobaradesu

去年の3月以来、気象庁が‘エリアメール’なるものを携帯電話に発信してくれる。これは助かる。ほんの数秒或いは数十秒前なのだが、‘ドカン!’と来る前に‘覚悟’が出来る。これはずっと続けて欲しい。

我が家の地震対策と言えば、たったのこれだけである。100年に一度という大地震でこの場所での揺れはこれ位なんだから、我々が死ぬ前には家が潰れるような大地震はもうこの場所には絶対に来ない!というのが‘ずぼら人間’の屁理屈である。





















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[2012/03/11 14:46] | 地震と津波 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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