カーブミラー:(その1)鏡面の正体
道路の交差点などに建っている円形若しくは長方形のミラーのことを、通常‘カーブミラー’と言うらしい。

DSC_1842-2_20140419113746e07.jpg
千葉県、外房線・本納駅のホームから見た‘カーブミラー’

和製英語らしいから、外国では通用しない、かと思ったら、英語でも‘Curved mirror’というのだそうだ?!
物事を正確に表現すれば、‘Curved mirror’は、‘曲面鏡’だから、日本語での‘カーブミラー’の場合に限定すると「道路がカーブしているところなどに設置された凸面鏡」だから、少~しだけ意味が違う!‘Curved mirror’には、恐らく凹面鏡も含まれるに違いないからである!

表現の仕方は、さて置いて、このカーブミラーのお陰で随分交通事故は減っているものと思われる!

このカーブミラーの‘鏡面’の材料には、いったい何が使われているのか?が気になっていた。

DSC_1844-2_2014041911374731a.jpg

少し調べてみると、

道路反射鏡の鏡面材質は、①アクリル(メタクリル)樹脂、②ステンレス、③化学強化ガラス、④ポリカーボネートの4種類がある。

本納駅のホームから見える、この‘カーブミラー’の鏡面材質は、以下の画像から・・・

DSC_1841-2_20140419113745dec.jpg

DSC_1840-2_20140419113743d5a.jpg

DSC_1843-2.jpg

‘SUS304’が使われていることが判る!

http://www.ks-kousei.co.jp/stainless/18-8.html

SUS304って?

 ステンレス鋼の代表的な鋼種の一つである「SUS304」。この記号は、日本工業規格(JIS)で定められたステンレスの規格です。「SUS」は、ステンレス鋼材(板、帶、棒、線、管)の規格で、「Steel Use Stainless」の頭文字を表わしています。また「304」という数字は、鋼種の分類を示します。そのうち最初の数字「3」は鋼種の大分類を示すもので、これは次のように決められています。
200番台:クロム・ニッケル・マンガン系
300番台:クロム・ニッケル系
400番台:クロム系
600番台:高温度強度合金系
ですから「304」は、クロム・ニッケル系のステンレスであることが分かります。下2ケタの数字については、特別にルールはありません。が、通常「304」は、18Cr-8Ni、「430」は18Crというように覚えておくと良いでしょう。

18-8ステンレスって?

 スプーンの柄やコップの裏側に刻印された「18-8STAINLESS」。「18」はクロムの含有量を、「8」はニッケルの含有量を表わします。つまり、「18-8ステンレス」は、鉄にクロムを18%、ニッケルを8%含むステンレスということになります。
ステンレスが「さびにくい」のは、クロムがつくる表面の皮膜(専門的には不動態皮膜といいます)が金属内部の腐食を防いでいるためです。
ステンレスの科学的な定義ともいえる、「クロムを約11%以上含み、 その皮膜によってさびにくさを保つ鉄系の合金」という要素から、クロムの含有量に注目した表記になります。


一寸長くなって恐縮だが、‘カーブミラー’についての参考文献を!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%
BC%E3%83%96%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC

カーブミラー(curve+mirror、和製英語[1])は、カーブを描く道路や交差点において、建物などの存在により死角となる方向の道路の様子を手前から目視できるよう設置される、補助的な安全確認のための凸面鏡(ミラー)である。

概説[編集]

一般にはカーブミラーと呼ばれているが、道路に設置されているものについて正式には道路反射鏡である。カーブ(曲線状)の道路においては、曲がる方向側に目視を妨げる家屋や塀などの建造物や地形が存在した場合、その先が死角となり、前方の状況を目視で確認することができなくなり、安全確認に支障をきたす。道路が狭く目視を妨げる建造物や地形に囲まれた見通しの悪い交差点においても同様の状況となり、死角方向から交差点に進入してくる自動車や自転車、歩行者などを事前に確認することができない。いずれの場合も死角となる方向を手前より安全確認できないので、事前に危険に気づくことができなくなり、重大な交通事故を招く可能性が高まる。交差点の場合は、危険性を軽減する方法として信号機を設置して交通の流れを制御することが有効であるが、道路や交差点の規模によっては信号機の設置が難しい場合がある。こうしたカーブや交差点の死角を鏡によって映し出すことで死角の危険を排除する目的で設置されるのがカーブミラーである。

ただし、カーブミラーは死角の状況確認を補助するものにすぎない。ミラーの構造や設置角度、設置環境によっては実態とは大きくかけ離れた見え方をする場合もある。従って、このようなカーブや交差点では、道路標識で指示されていなくとも一時停止するか徐行し、肉眼で実際に死角方向の状態を確認することが不可欠である。
道路反射鏡の鏡面素材は4種類(下記参照)、形状としては丸型φ600.φ800.φ1000。角型は450×600(有効寸法の許容範囲で500×600と便宜上表示されている場合がある).600×800。以上5種類である。道路反射鏡支柱部材としては鋼管STK400、高張力鋼管2種類に静電粉体塗装または下地亜鉛粉体塗装2種類の処理をされた4種類、寸法はφ76.3×3.2×3600、φ76.3×3.2×4000、φ89.1×3.2×4400、φ101.6×4.2×4800の4種類がある。基礎サイズは設置サイズ、風速、舗装、未舗装などによりことなる。

道路反射鏡設置指針(解説書として道路反射鏡ハンドブック)に基づき製造され、財団法人日本ウェザリングテストセンターにて認定試験(鏡体は寸法、強度、映像ひずみ、支柱は塩水噴霧、塗料剥離など)が定期的に行われている。合格品には道路反射鏡協会にて部材品質表示票が発行され道路反射鏡裏板に添付され出荷されている。また支柱には本体上部に添付されている。

以上については道路反射鏡協会(道路反射鏡鏡体メーカー、支柱製造メーカー)ホームページにて
道路反射鏡が日本で初めて設置されたのは1960年代、静岡県伊豆急行十石峠に飯嶋正信氏、現・信正工業株式会社が設置したのが初めだと言われている。

設置[編集]

肉眼では死角となる方向をミラーによって目視することで死角の状況確認ができるようにするものであるから、死角となる方向を映し出すよう、通常は目視の障害となる建造物や地形のある方向の対角方向に設置される。たとえば左カーブの場合で左側に目視の妨げとなる障害物が存在する場合は右側にカーブミラーを設置する。交差点の場合で右側手前側に障害物があり右方向の目視ができない場合は、交差点の左奥側にカーブミラーを設置する。なお、左右ともに手前側に障害物がある交差点など左右ともに目視が不可能な場合は、左右奥側にそれぞれ設置されずに同じ位置に2つのカーブミラーが設置される場合がある。
カーブミラーは設置が必要な場所にポールを立てその先端部に取り付けられる。この場合はミラーの下部に「注意」などと書かれた標示板が取り付けられることがある。近年では歩行者、自転車の接触事故を防ぐために「注意」ステッカー(高輝度反射)に変わりつつある。設置が必要な場所に電柱が存在する場合はその電柱に取り付けられることがある。


(つづく)
スポンサーサイト
[2014/04/16 23:25] | サイエンス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<カーブミラー:(その2)カーブミラーの規格 | ホーム | 春の皇居近辺(その5)二重橋の不思議?>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://kissyarita.blog.fc2.com/tb.php/845-23953261
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
designated by FC2