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救急車
今日3月13日は、消防機関にとっては記念すべき日だという。

長生郡の救急車
救急車 http://plaza.rakuten.co.jp/chiba611/12000

1933年(昭和8年)3月13日 - 神奈川県警察部(現在の神奈川県警察本部)に属する横浜市山下町消防署(現在の横浜市消防局中消防署。当時、消防は警察の一部だった)に救急車を配備、消防機関においては初めての導入となった。



ただし、救急車が導入されたのは、これが初めてではなく

1931年(昭和6年) - 救急車を大阪府大阪市にある日本赤十字社大阪支部に配備。日本における最初の救急車となる



ということらしい。出典はいずれも target="_blank">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9
C%AC%E3%81%AE%E6%95%91%E6%80%A5%E8%BB%8A


昭和の初期においては、‘最初は何でも東京だ!’の印象があるがそうでもないらしい。


昨年(2011年)の夏、私は突然の高熱と激痛のため‘救急車’で運ばれた経験がある。激痛は‘歯の痛み’だったが、この高熱の意味が判らなかった。

長生病院
運び込まれた公立病院 http://www.chousei-town.com/category/4937867-1.html


しかし、公立病院について宿直医の診断によると‘敗血症の疑い’という。どうやら歯磨きの途中で‘何かの菌’が体内に入ったらしいのである。

兎に角応急処置として

① 痛み止めの注射
② 栄養剤の点滴
③ 酸素吸入
④ 指での血圧測定
⑤ 患者監視装置


患者監視装置
患者監視装置 http://www.futabashobohonbu.jp/naraha/jpg/n_kanshikansei.jpg

身体中細い管に繋がれて見るも無残な姿になった。そんな状態だから身動きが出来ない。

それから一週間、やっと熱が引き始め全粥を戴けるようになった。敗血症について調査して見ると


敗血症

感染によって惹起された全身性炎症反応症候群(systemic inflammatory response syndrome: SIRS)。すなわち感染の存在に加え,SIRS項目(①体温>38℃または<36℃,②心拍数>90/分,③呼吸数>20/分またはPaCO2<32 torr,白血球数>1,2000,<4000/m3または未熟型白血球>10%)の2項目以上をみたす病態と定義される。従来は,血液中の菌体の存在(bacteremia)が強調されてきたが,この定義では必ずしも血液培養陽性を必要としない。敗血症のなかで,臓器障害,臓器灌流低下または低血圧を呈する状態を重症敗血症(severe sepsis)という。臓器灌流低下または灌流異常には,乳酸アシドーシス,乏尿,意識混濁などが含まれる。重症敗血症のなかで,十分な輸液負荷をおこなっても低血圧が持続するものを敗血症性ショック(septic shock)という(ACCP/SCCM Consensus Conference, 1992)。これらの病態にみられる循環不全は,交感神経系の機能失調あるいは好中球などから放出されるメディエータによっておこり,また臓器障害は組織酸素代謝失調(dysoxia)によっておこると考えられている。

http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0130.htm



みなさん、勘違いしてるようですが
「敗血症」とは、感染症により全身の炎症反応が異常に高くなっている
「病態」であって、病気ではありません
肺炎でも腸炎でも感染症が原因で、27で書かれている4項目のうち2項目
以上を満たしている状態が「敗血症」なのです。

したがって治療はもともとの感染症の治療(それも徹底的に)です。
ゆえにショックでなければステロイドは禁忌!!

なんで敗血症が問題になるかというと、今までの経験からこの状態になると
きわめて死亡率が高くなるからです。
でも、最近は治療法が発達してきているので大抵は助かります。

>21,25
君たち、素人にウソをおしえてはいかんよ。
重度の菌血症=敗血症じゃないぞ。
ウイルス感染でも敗血症は敗血症だ。

http://greatlove.ptpt.in/2011/07/post-737.html




敗血症の治療の方法
 原因病原体に効果のある薬剤(抗菌薬・抗真菌薬など)を強力に投与し、原疾患に対する治療と併行して、循環・呼吸動態を安定させるために補液、電解質補正、昇圧薬投与、酸素投与、人工呼吸が行われます。血漿交換、交換輸血が行われる場合もあります。栄養状態の改善も重要です。
 敗血症性ショックの死亡率は、原疾患、基礎疾患の有無、年齢、栄養状態により異なりますが、40〜60%とされ、多臓器不全症候群に進むと、さらに死亡率が高くなります。

http://japanquake2011.hfc.jp/DISEASE/name_search.php?key=ha&disease_no=011229000&page=1



直ぐ上の資料の内容を見て欲しい。

死亡率が、なな、何と!40~60%も・・・・。

兎に角、私が運び込まれた公立病院の当直医の確りとした判断力とテキパキとした応急措置で命を取り留めた。
2~3日後に判明したのだが、この当直医は、この公立病院の院長先生だったのである!

「なるほど流石に」と思った。

私が運び込まれたのは、そう確か19時半を過ぎていたと思う。もう医者の先生達もレントゲン技師さん達も薬局の薬剤師さん達も帰宅された後だったと思う。しかし、この当直医の先生はレントゲン技師さんも薬局長さんも皆電話で集合を呼びかけられた。トモグラフィーは撮るは、薬局長さんは‘敗血症’に有効な最新薬を明日の朝までに揃える手配をされるはで、ストレッチャーに乗せられて救急患者受け入れ室に居た私は‘一体何が起こった’のだろうと他人事のように考えていた。

搬送された患者
http://www.sankei.co.jp/yuyulife/iryo/200804/iry080402002.htm

敗血症の恐ろしさを全く知らなかった私は、右往左往される職員の皆さんを別の危篤の患者さんがおられるのかと思った程の‘間抜けさ’だったのである。

今にして思うと、この院長先生が当直医でなかったら、きっとこんなに優れた応急措置はして貰えないどころか時間との勝負とも言われる敗血症で‘敢え無い最後’だったかもしれないと思うとぞっとすると同時に院長先生への深い深い感謝の気持ちが湧いてくるのである。

更に幸運なことには、この偶然の他に、二つの偶然が同時に起きていた。

a) 救急車を呼ぶのがこの日になったこと : 実は歯痛は2~3日前から起きていて、掛かり付けの歯医者さんへ行って治療をして貰っていたが、治らない。その時戴いた痛み止めがまたよく効いた。しかし、ある時間が経つと一挙に激痛に変わる。これは一寸オカシイゾ!歯医者さんのテリトリーではないらしいと気付いたのが搬送される日の午前中のことだった。夕方まで待って同じ事の繰り返しなら、その時救急車をと思っていたが、その通りになったという訳である。

b) カミサンが、救急隊員に「この公立病院へ行け!」と‘一喝した’こと : 救急車は呼んだもののどこの病院へ行くかの判断は普通は同乗している救急隊員の仕事である。我々の説明で、高熱と激痛の原因がどうやら‘歯’であるとだけ認識した救急隊員の方は、近所の‘歯科医’ばかりを探索しては断られている。そこでカミサンが一喝した!「この病状は、もう歯科医師さんの範疇じゃあない!総合病院を早く探して下さい!」と。

 大袈裟に言えば、これらの偶然が重なりあって私の命は救われたのだ!


まあ、そんな訳でこれからもカミサンには頭が上がらないだろう・・・。



さてさて、前置きが長くなり過ぎたが、‘救急車’について言いたいことは次のようなことである。

      「 救急車の乗り心地が悪い!」

救急車は、誰が考えても‘息絶え絶え’かそれに近い人が乗る。当然体力も劣っているに違いない。

救急車で運ばれてみてやっと判ったが、寝ていて頭が「ごつんごつん」という感じがした。

この‘救急車の寝心地の悪さ’を関係者の人達はご存知なのだろうか?!

救急車内部
救急車の内部 http://119.city.toyooka.lg.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=135

救急車で運ばれた人達は、いわば恩恵を被った人達であるから、高飛車に‘乗り心地を良くせよ!’とは言えないのだろう。

しかし、搬送の途中でも‘安静’が必要な患者さんもおられるに違いない。
ましてや、救急車で盥回しの悲劇に会う患者さんも少なくは無い。今のままの状態だと搬送中死亡も起こり得るのではないか?とさえ思われる。

そんな暇はないのかもしれないが、どうか関係者の方、救急隊員の方でもいい、救急関連のお医者さんでもいい或いは消防署・署長さんでもいい、誰か一度、‘救急車の乗り心地・寝心地’を是非体験してみて欲しい。そして、搬送されて盥回しになる患者さんの気持ちになって早急に改善して欲しい。お世話になりながら‘ケチ’をつけるのは一寸厚かましいと思われるかもしれないが、何故関係者はこんな大事なことに気付かないのだろうか?





















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[2012/03/13 12:15] | 健康と医療 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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