2014年07月25日から翌日にかけて、関東地方も海岸近くの一帯は久し振りに‘霧が発生’した。
この原因は色々あると思われるが、熱帯夜にもなろうかという気温の上昇と梅雨前線の後戻りで湿度が上昇したため(?)だろう。
25日の21時過ぎに、部屋の中が、余りにも‘ムシムシ’するので、外は少しは涼しいかも?と思って外へ出てみた。
部屋よりも思ったより‘ヒンヤリ’して、「こりゃあ、いいや!」と思った。
それと同時に、街灯の周りが‘ボンヤリ’としていて、普段の景色とは違うことに気づいた!
「久し振りの霧だ!」ということで、カメラを取りに戻った!
念の為に、同じ被写体を‘フラッシュ無しと有りの’で撮影してみた。
そこで、不思議なことに気づいたのである!
以下の写真を見て欲しい。見易いようにPCで多少加工はしてあるが・・・。
その‘組み写真’の2枚目が、フラッシュ使用の画像である。
①
②

この二組の画像を見てもお判りの通り、フラッシュを使用すると、‘意外なもの’が写っているのである!
この‘意外なもの’の正体は、一体何なのだろうか?
‘漂っている水滴’が関与しているのは当然である! 霧などが発生していない場合、こんな不思議な映像は撮影出来ないからである!
③
④

おやおや、こちらのフラッシュ写真には、‘意外なもの’が写っていない! 何故???
⑤

こりゃあ、もう何だか判らない!!
⑥

こちらも、⑤組と同じように‘意外なもの’が写っていない!
⑦

もう、このからくりはお分かりと思うが、多分以下のとおり
<意外なものが写る条件>a) 空気中に水分が沢山あって、水分の‘塊’が、かなり大きいこと
b) 夜であること(暗いことの代表)
c) カメラと被写体の距離が、ある程度長いこと
この条件の場合、フラッシュをたけば、空気中の水分の‘塊’からのフラッシュ光が反射してシャッターが開いている瞬間にカメラが水分の‘塊’の映像をキャッチする。その際、ピントがボケる塊の方が多いから、あんな映像に・・・。
その際、バック(背景)が、暗闇である処だけに‘意外なもの’が撮影出来る!
暗闇でない処は、被写体からの明るい反射で、水分の塊からの反射光は消されてしまう。
と、言う訳なのでありま~す!
(つづく)
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